腸管出血大腸菌に対する食中毒予防について(予防喚起)
昨今の関東地方を中心に発生している同一遺伝子型の腸管出血大腸菌O157の
食中毒事案に関連して、1名亡くなられています。
腸管出血性大腸菌による食中毒は、汚染された食品の殺菌不足や家庭内の二次感染、
生食用食品と加熱調理食品との間の器具の使い回し等により発生しているとの報告が
あります。
予防策としましては、従来と変わることはありません。関係各位、下記の点に留意し、
これまで以上に腸管出血性大腸菌による食中毒予防対策を徹底してください。
(1)施設内の衛生管理について
(2)従事者の健康管理について
(3)適正な手洗い方法について
(4)使い捨て手袋の適正な使用方法について
(5)生食用と加熱用等の器具の使い分けについて
(6)加熱用食品の適切な加熱について(中心部75℃1分間以上)