食中毒警報(ノロウィルス食中毒 第Ⅰ号)が発表されました。
発表日時 平成27年9月1日 13時15分
適用項目 ウ 県内で同一の病院物質による食中毒が連続発生している場合で、
特に注意喚起が必要と判断される場合
平成27年8月21~23日にかけて、県内で、ノロウィルス食中毒が3件連続して発生しました。発生の主な原因は、感染している調理従事者から汚染された食品を喫食したことによるものです。さらに県では過去5年間、ノロウィルス食中毒は8月には発生しておらず、また、感染性胃腸炎の定点あたりの患者発生数も昨年と比べ高いことから、食品取扱施設及び一般家庭に注意を促すため、食中毒警報(ノロウィルス食中毒第1号)が発表します。
注意事項
ノロウイルスは食品中では増えず、人の腸管内で増えます。感染すると、吐物やふん便中にウイルスが排泄されるので、次の事項に注意が必要です。
1 食品への二次汚染を防ぐため、調理前、トイレの後は石鹸でよく手を洗い、ウイルスを洗い流す。
2 加熱が必要な食品は中心部までしつかり加熱調理する(85℃以上で1分間以上の加熱)。特に、カキなどの二枚貝の調理時に注意する(85~ 90℃で少なくとも90秒間の加熱)。
3 下痢やおう吐等の症状がある場合は、食品を直接取扱う作業を控える
食中毒事例
8月18日 東伊豆町(旅館) 53人
8月22日 静岡市(すし屋) 107人
8月23日 熱海市(すし屋) 11人