平成28年度静岡県給食協会総会
1.開会の辞
2.会長挨拶
平成27年度公衆衛生事業功労者に対する厚生労働大臣表彰にて、静岡県給食協会から、団体の部に沼津伊豆支部、個人の部に岡村記念病院の渡秀治氏が受賞されたことは、当協会としても名誉なことです。また、静岡県健康福祉大会にて当協会からお二人が県知事表彰を受賞されました。本日も、それぞれの部で会長表彰を受けられますが、食を通じて、益々精進されますことを願います。皆様もこの後に続いていただきたいと思います。
昨日が、本震と言われる地震が起きて2ヶ月目の日です。もう2ヶ月、まだ2ヶ月という思いがあります。先週6月8日に熊本に行ってきました。震災直後から復興支援活動をされている2団体を訪問し話を聞いてきました。これからが復興への始まりです。熊本市の2団体の訪問の後、益城町を通り、西原村に行きました。通り沿いを見ると、一見して日常の生活に戻っているかの錯覚に陥いりました。しかし、 日常の生活に戻っている人と、先の見通しがなく困難の中にある多くの人のいることを、行って見て知りました。西原村の知り合いの家に行きました。幸いにもその方の家は無事でしたが、その方の家の集落のほとんどが、全壊状態でした。益城町と西原村では復興住宅の建設が始まっていて、7月中には完成するといっていました。
食は人々を元気にします。生きる力を作ります。食の復興が、人々の復興になります。翌日9日にホームレス支援をしてきた方の講演とホームレスから自立した当事者の方々のメッセージを聞きました。食べることは生きることです。でも路上生活をしていたころの食べ物を、この方々は「エサ」といい、飼い主のない犬猫と同じだと言っていました。でも、差し入れでもらったお弁当は食べ物であり、お食事だというと言っていました。
食については、廃棄食品の横流しの問題もありました。世界の3分の1の食料は廃棄されているといわれています。一方、フランスで食品廃棄禁止法が成立し、大型スーパーでは売れ残りの商品を慈善団体に寄付し、生活困窮者に安く提供されているという報道がありました。つい先日、テレビを見ていたら、静岡市にある「フードバンクふじのくに」の紹介がありました。私たち、食を提供する仕事に関わっているものとして考えさせられます。
静岡県給食協会のような団体は日本中で静岡県だけです。その目的に「本協会は、県民の健康増進を図るため、給食に関する施設・技術・運営等につき相互に研究し、栄養的・衛生的に給食の向上に資する」とあります。この本分を大切に、今年度も本部並びに支部活動を通して事業を展開していきたいと思います。
3.来賓祝辞 静岡県健康増進課課長 土屋厚子様
静岡県栄養士会会長 坪井厚様
4.講演会
演題 “はっ”と気づきを与え“よし!”と行動を起こすコミュニケーション術
~リーダーとして地震がない人が 知っておきたい部下との関係づくり~
講師 後藤功太氏(ふくしえん社労士事務所代表)
5.協会長表彰(敬称略) 受賞おめでとうございます
給食功労者
(沼津伊豆)大沼直美
優良給食施設
(熱海伊東)特養 うさみの園、老健 みはらし
(沼津伊豆)西伊豆健育会病院
(御殿場)若葉会 萩原保育園
(志太榛原)焼津福祉会 大井川寮
(掛川)東遠学園、菊川市立総合病院
(磐田)特養 遠州の園
優良従事者
(熱海伊東)植田優子、正木ちよ子、久保真寿美、野中美佐子
(沼津伊豆)飯田みつ江、小林みどり、山田文枝
(御殿場)伊倉宏昭、勝間田正子、安里カルメンローサ、勝又利子
(富士)南忍
(富士宮)鈴木初音、中島強、井出久江、土屋重美
(静岡)内田理恵、崎山あい子、小栁きよ子、杉本節子
(志太榛原)海野加奈子
(掛川)三浦登美枝
(磐田)青木敏子、三井麻志、岡部有希子、山本貞子
(浜松)神田敦代、堀野はるみ
6.総会
第1語議案 平成27年度事業報告
第2号議案 平成27年度収入支出決算報告
第3号議案 平成27年度特別会計収入支出決算書
監査報告
第4号議案 平成28年度事業計画案
第5号議案 平成28年度収入支出予算(案)
第6号議案 平成28年度特別会計収入支出予算(案)
第7号議案 規約改正(案)
(改正内容)副会長を3名から2名にすることにより第6条、第9条を改正
7.閉会の辞